ポートフォリオで、説得材料の半分はもうそろっている
コミュニケーション・メディアのプログラムでは、オーディエンスを調べ、メッセージを組み立て、適切なチャネルを選び、反応を測定する方法を学びます。それがあなたの仕事なら、その裏付けはコンテンツカレンダーや掲載実績レポート、分析ダッシュボードの中にあります。完成して公開された仕事は、あなたがどのレベルで仕事をしているかを、審査担当者にそのまま示してくれます。
スキルが最新であることも強みです。メディアの現場は新しいプラットフォームをいち早く取り入れるため、新設の科目が前提としているデジタルの手法を、あなたはすでに実践しているかもしれません。
仕事の内容と科目の対応
| あなたの仕事 | 対応しやすい科目 |
|---|---|
| プレスリリース、メディアリレーションズ、課題・危機への対応 | 広報(PR)論、レピュテーション・マネジメント |
| キャンペーンの企画書、ブリーフ、予算 | 統合型マーケティング・コミュニケーション、戦略プランニング |
| 記事、ニュースレター、台本 | ニュースライティング、メディアのための文章表現 |
| SNSアカウントやオンラインコミュニティの運営 | デジタル・ソーシャルメディア、オーディエンス分析 |
| 動画、音声、写真 | デジタルメディア制作、ビジュアルコミュニケーション |
| 社内報、イントラネット、全社集会 | 組織・社内コミュニケーション |
どの科目と対応づけるかは大学が決めます。無料診断では、候補リストの各プログラムがあなたのような仕事をどう扱うかをお示しします。
審査担当者が評価する職種
次のような職種での経験は、一般的に単位の対象になります。
- 広報担当、アカウントエグゼクティブ、コミュニケーションマネージャー
- マーケティングコミュニケーションのスペシャリスト、ブランドマネージャー
- ジャーナリスト、記者、編集者、校閲・整理担当
- コンテンツライター、コピーライター、コンテンツストラテジスト
- ソーシャルメディアマネージャー、コミュニティマネージャー
- 映像プロデューサー、ポッドキャストプロデューサー、デジタルデザイナー
- 社内広報、コーポレート・アフェアーズのアドバイザー
フリーランスの方も、同じように対象になります。クライアントからの推薦の言葉、契約書、受注実績の一覧が、仕事の範囲と期間を示す助けになります。
審査担当者に見せるもの
膨大なアーカイブより、厳選したサンプルのほうが伝わります。一つひとつの作品に、依頼内容、あなたの役割、成果を数行ずつ添えましょう。
- 日付と署名(クレジット)入りの公開済み作品(PDFまたはスクリーンショットで保存)
- 担当したキャンペーンの成果(獲得した掲載数、リーチ、エンゲージメント、見込み客、売上など)
- 編集長、ディレクター、長年のクライアントからの推薦状
- 広報、ジャーナリズム、デジタルマーケティングの専門資格
秘密保持契約(NDA)を結んでいる場合は、プロジェクトを自分の言葉で説明し、上司にその内容を証明してもらいましょう。推薦状作成ツールなら依頼がかんたんになり、単位認定の準備度診断で、今の裏付け資料がどこまでそろっているかがわかります。
準学士号から博士号まで
準学士号・ファウンデーション・ディグリー
キャリアの初期や、さまざまな職種を経験してきた方に向いています。代表的な学位は、イギリスならメディア制作やデジタルマーケティングのFdA、アメリカならコミュニケーションのAAやデジタルメディアのAAS、オーストラリアならコミュニケーションのディプロマや準学士号です。
学士号
単位認定で最も人気の高い目標です。イギリスならメディア・コミュニケーション、広報(PR)、ジャーナリズムのBA (Hons)、アメリカならコミュニケーション、戦略的コミュニケーション、デジタルメディアのBAまたはBS、オーストラリアならコミュニケーション学士(Bachelor of Communication)やメディア学士(Bachelor of Media)が候補になります。
修士号
上級職での経験があれば、学士号がなくても入学審査で評価される場合があります。代表的な学位は、戦略的コミュニケーションやデジタルメディアのMA(イギリス)、戦略的コミュニケーションのMAや統合型マーケティング・コミュニケーションのMS(アメリカ)、コミュニケーション修士やデジタルメディア修士(オーストラリア)です。
博士号
メディア・コミュニケーションのPhDは、3か国いずれでも研究をめざす方に向いています。創作物を提出物の一部とする実践型の博士課程は、実績のあるライター、プロデューサー、デザイナーに適しています。
学位で広がるキャリア
学位があれば、応募条件に学位を挙げている上級職へ応募するときの強みになります。広報部長、PRディレクター、コンテンツディレクター、編集長、コーポレート・アフェアーズ・マネージャーなどです。公共部門や国際的なコミュニケーションチームへの扉が開くこともあります。修士号があれば、ディレクター職やコンサルティング、社会人向け講座での指導に、戦略面での説得力が加わります。